手間や時間がかかっても石窯で焼く。そこから生まれるおいしさがとやさしさ。

石窯パンができるまで

VITALのパンの特徴は、2つあります。生地作りと焼くことのこだわりです。

パンの生地作りは、国産の素材と自家培養の酵母を中心として、すべて手作業ですすめます。

パンを焼くことは、薪の火を熱源に余熱で焼くドイツの石窯を使います。

生地と焼成のこだわりが、パン本来の自然の恵みの安心と美味しさを表現します。
VITALの石窯で焼くパンは、見た目は、あまりよくありません。時に、色が一部、濃く、底に灰が、付いている事もあります。 自然が作り出すパンを感じて頂き、GURUMANのパンとVITALのパンで、食についてバランスの大切さを感じていただきたいと願っています。

AM 4:30石窯の温め
夜も明けぬ薄暗い中、いちばんに石窯に薪をくべ、火をつけ、石窯をあたため始めます。
500℃の高温に時間をかけて、上げていきます。
AM 7:15薪を足す
一晩かけて、ゆっくりとふくらんだパンの生地を分割し、成形し始めます。
AM 8:10窯の温度を確認し、薪を掻き出す
季節・天候によって、毎日時間は異なります。350℃に窯があたたまったら、薪の灰をすべてかきだします。
AM 9:20窯入れの準備

窯の温度はゆっくりと徐々に下がりはじめます。内部を水ぶきして、温度を調節し、 そうして、いよいよ最初のパンを入れます。 パンの種類によって、入れる順番があります。
人が、石窯に合わせる、自然の時に合わせてパンをつくります。
機戒で自由に、エネルギーを使って作るパンとの大きな違いが、ここにあります。
一期一会のパンづくりです。

人として、自然にまかせる心が芽生えます。
AM 9:30生地の窯入れ
パン生地にクープを入れ、窯入れします。
そして、余熱でしっかりと焼き上げます。
AM 10:00焼き上がり

時間とともに焼くパンの種類が変わって、焼きあがります。最初は、薄焼きのピタタイプ、高温が最高に合います。次が、カンパーニュタイプのハード系のパン、少し砂糖の入ったパン、食パンと続きます。
窯の温度が徐々に下がってきて240℃になるまでパンを焼き続けます。そして、工房内にはパンの香りと薪の香りに包まれ、パン職人として幸せな気持ちになります。その後、まだまだ、パイやマフィンのお菓子が焼けます。 木の命を頂いた薪の熱源を使い切ることは、地球にやさしいパンづくりです。

石窯でパンを焼くということ

石窯の特徴である、石の輻射熱(近赤外線や遠赤外線)をパンの焼成に利用することで、パンの中心部まで早く熱が伝わり、水分の蒸散を通常の窯より抑えることができます。その結果、ある程度の水分が残ることにより、食べたときのふっくらした食感が増し、また、水分が残っている分パンの傷みが少なく、無添加であっても、ある程度日持ちするパンをつくることができます。また、石窯でパンを焼くことは防菌効果にも期待でき、通常の窯で焼くパンよりも多くのミネラルを含んでいます。 環境面でも、石油・ガスなどの化石燃料に頼らずともパンを焼くことができ、地球に優しい加熱システムとも言えます