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| 夜も明けぬ薄暗い中、いちばんに石窯に薪をくべ、火をつけ、石窯をあたため始めます。 500℃の高温に時間をかけて、上げていきます。 |


| 一晩かけて、ゆっくりとふくらんだパンの生地を分割し、成形し始めます。 |


| 季節・天候によって、毎日時間は異なります。350℃に窯があたたまったら、薪の灰をすべてかきだします。 |


窯の温度はゆっくりと徐々に下がりはじめます。内部を水ぶきして、温度を調節し、
そうして、いよいよ最初のパンを入れます。 パンの種類によって、入れる順番があります。 |


| パン生地にクープを入れ、窯入れします。 そして、余熱でしっかりと焼き上げます。 |


時間とともに焼くパンの種類が変わって、焼きあがります。最初は、薄焼きのピタタイプ、高温が最高に合います。次が、カンパーニュタイプのハード系のパン、少し砂糖の入ったパン、食パンと続きます。 |
石窯の特徴である、石の輻射熱(近赤外線や遠赤外線)をパンの焼成に利用することで、パンの中心部まで早く熱が伝わり、水分の蒸散を通常の窯より抑えることができます。その結果、ある程度の水分が残ることにより、食べたときのふっくらした食感が増し、また、水分が残っている分パンの傷みが少なく、無添加であっても、ある程度日持ちするパンをつくることができます。また、石窯でパンを焼くことは防菌効果にも期待でき、通常の窯で焼くパンよりも多くのミネラルを含んでいます。 環境面でも、石油・ガスなどの化石燃料に頼らずともパンを焼くことができ、地球に優しい加熱システムとも言えます