ラジオの取材

今日、ラジオの取材を受けました。
東海ラジオの小島一宏パーソナリティーのモーニングあいランド
朝の番組です。放送は、1月8日(木) AM8:15分ぐらい~5分ぐらいだそうです。

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さすがに、芸能人ですよね!小島ささんは、写真写りが、笑顔が素敵です。
それに引き換え私は。。。。。。。現実離れしていて本人も悲しい写真となり、もう一度取り直そうにもお帰りになった後で。。。。。なれないPhotoshopを使ってしまいました。

取材の内容は、グルマンの店のことより、大きな目標としてグルマン、マルセグループが、パン屋して、できることをお話しました。

私は、パン屋の2代目です。会社としては45年間の歩みがあります。

悩みながら、矛盾を感じながら、でもパンづくりを続けてきた、事実はあります。
創業の先代から受け継いだマルセパンから、焼きたてのパンのグルマンへ、酵母を見つめたVITALへ1歩づつ、その時代に必要な新しいコンセプトを持ったブランドが今確立されています。
3つのパン作りが、個性の共存してこられたことが、私達の誇りです。

この3つの共通ブランドの、「グルニエ」を最新ブランドであります。

ブランドはあくまで、分類であって、本質は、パンを作ること!

安心と安全、美味しさを求め安定した品、加えて良心的な価格追求などをモットーにしています。

パンや洋菓子の製造販売で、地道な長年の積み重ねが私達のグルマングループを支えています。
スーパースターはいません。

2009年、昨年の食の安全を捉える事件や人口増加の食料の将来的な不安、エネルギーの効率の良い利用の必要性など、そして、不況。希望が見えない情報が世間を覆っています。

このような時でも、私達はご愛顧いただくお客様のおいしいを求めてひたすらパンを作り続けていきます。

地産知消が環境問題の上に立ったときに、生産者(農家)、加工業者(メーカー・・グルマン)、消費者の三位一体となった製造、販売、流通が優先される答えのような気がします。

食の豊かさも大切にしながら、消費者の皆さんに直接、意見を伺いながら、より良い生産活動を実現の形づくりの具現化のスタイルを感じます。

当社はそれに対応できる規模のパン工場もあります。
例えば、もし、生食で消費しきれない、あまっている農作物があれば、
かぼちゃを例にとって見ますと・・・加工して(一部冷凍しても)パンにすることができます。
それをインターネットで購入募集に販売することで、効率よく消費できます。
おいしい状態のものを無駄なく提供すること、プラス生産者の顔も見えますよね。

こんなレシピのパンがあったらいいなぁ!と思っても世間に出回っていないもので、こんなこと思うの自分だけかなーと思いなおし諦めてしまっていることでも
たとえば、アレルギーで、こんなパンあったらいいなぁ!でも言う先がないしなぁ!

そんな意見をインターネットでまとめれば、30個~1000個ぐらいを同じ配合で作ることが、できます。

少量でもできるんです。食の安心につながります。

わかりやすくいうと下記のような生産できる工場が、垂井の本社に3つ並んでいます。もちろんパン作りの考えは、同じです。

1.粉1kgから5kgを捏ねる工場  例)バターロール 30個~50個を作れます。
2.粉を5kgから20kgを捏ねる工場 例)バターロール 50個~300個を作れます。
3.粉を20kgから75kgを捏ねる工場 例)バターロール300個~1000個を作れます。

パン焼き窯も石窯が大、小あります。
この窯で作るパンは、薪であたためているので食べる人の心にいっそうのぬくもりの感動を伝えることができると思います。

また、ぎりぎりまで、余分を省いて、でも安心で美味しいパンがほしいと言う場合も
数をまとめてください。その分、価格をお安くします。(もちろん、材料は品質の低いもの物を絶対に使いません。)

これとは別に、日常的なことですが、毎日、たくさんの種類、たくさんのパンが製造されています。
残ったパンをパン屋さんはどうするのかなと思われる方も多いですよね。
夕方には、多くの種類のパンが残ります。(訳があります。不良品ではありません。オーダーを受けて製造していますので、余分を作ります。200種類ぐらい製造しています。1種類5個余分に製造しても1000個、あまります。)

もし、パンの種類、指定日も指定なしの融通いただけるのなら、その日のうちに冷凍して、クール宅配便で、定価よりずいぶんお値打ちにでお届けできます。
消費者の口コミネットワークやその地域の個人のネットワークを利用して、グループ購入されることもできますよ。(個人のアナログ的なネットワークとメーカーとを繋ぐインターネットの利用。)

生産物の無駄のない消費、これからの時代の大切なことだと思います。

私たちパンの製造者と消費者の皆様が、インターネットを利用して、双方向の意見交換ができるようにして、新しいパンの販売や製造の取り組みをしていくことで、社会に貢献していきたいと思います。

今回の取材でこのようなことを話しました。

2月には、グルマンのホームページで、具体的に活動を開始します。
同時に、マルセパンのサイトとして、グルニエのホームページにも、残りパンやお値打ち共同購入のコーナーがあります。

グルニエHP  http://www.gurunie.co.jp

1月8日の番組では、放送時間が限られていますので、ブログでも、説明させて頂きました。

この内容について、ご質問、ご意見をメールで承ります。

鈴木政裕   suzuki@guruman.co.jp

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